「Facebook solves cookie question」
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フェイスブックの目前に迫った新しい広告プラットフォームの開始は、現状のクッキーに頼ったオンライン広告以外の方法として期待されている。ターゲティングとネットユーザーの追跡を改善することにつながる。
フェイスブックはマイクロソフトから昨年購入したAtlas Advertiser Suiteを設計し直し、フェイスブックのアカウントでユーザと広告をリンクさせる新しいモデルを使用する。フェイスブックアカウントはデスクトップとモバイルデバイスを通してユーザを追跡するのに使われている。ウォールストリートジャーナルが述べた。
「このフェイスブックの広告プラットフォームによる最も大きなインパクトはモバイルだ」ある広告企業の取締役は言う。消費者はどんどんモバイル上で時間を使うようになっているけれど、クッキーではモバイルデバイスでの活動を知ることが出来ない。そういう理由がありマーケティング担当者はモバイルに対して大きな投資をしようとしていない。「このフェイスブックによる広告プラットフォームは最終的にモバイル広告に対しての投資を促すだろう」彼は付け加えた。
しかしモバイル端末に対する広告を越えての効果も期待できる。「フェイスブックがやっていることはグーグルが現在やっていることよりもよりパワフルだ」Publicis Groupe社のRishad Tobaccowalaチーフ広告戦略担当は言う。
グーグルはすぐには脅かされることはない業界でトップのポジションにいる。現状ではフェイスブックの広告収入はグーグルの広告収入の5分の1以下でしかない。しかしすぐにこの新しいプラットフォームがマーケティング担当に受け入れられるだろう。グーグルがサードパーティクッキーに変わるトラッカーを開発すると我々(Warc)は昨年述べたが、ウォールストリートジャーナルが述べたように、これはまだ市場に出て来ていない。
グーグルは商業的、そして法的な困難に直面している。EUは今週、グーグルが検索結果を操作して自社のサービスや製品に有利な結果を表示させているという懸念に対して適切に対処しないなら、正式な独占禁止の告訴をする可能性を示唆した。
一方フェイスブックは、オフラインでの行動をオンラインにリンクことが出来るAtlasのより一層の改良に取り組んでいる。つまり消費者が店舗で製品を購入して、Emailアドレスを店舗に提供したとして、そのアドレスがフェイスブックのアカウントと繋がっていたら、フェイスブックはその店舗に対していつ、どこでその消費者がその店舗のWEB広告を見たかを伝えることが出来るようになる。
ソースはウォールストリートジャーナルより。Warcのスタッフによる加筆有り。
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クッキーとは。
「Webサイトの提供者が、Webブラウザを通じて訪問者のコンピュータに一時的にデータを書き込んで保存させる仕組み。」
http://e-words.jp/w/Cookie.html
よくサイトのパスワードの保存とかに使われたり、以前買い物カートに入れたものがもう一度そのサイトを訪れてもそのままになったりする、訪問の情報等を記憶する機能の事です。
そしてこのクッキーの情報を元にグーグルは広告を出したりしているわけです。
http://www.google.com/intl/ja/policies/technologies/types/
「Google は、ユーザーにとっての広告の魅力や、サイトオーナーや広告主にとっての広告の価値を高めるために Cookie を使用しています。一般に Cookie は、ユーザーとの関連性に基づいて広告を選択したり、キャンペーンの効果についてのレポート機能を向上したり、そしてユーザーが既に見た広告を表示しないためなどに使用されます。」
ポイントはクッキーはウェブのブラウザを通して行われているシステムということだと思います。
モバイルではブラウザよりもアプリでネットにアクセスする人が多いと思います。フェイスブックやライン等です。その結果、クッキーを使用してのトラックが出来なくなるということかと思います。IT分野は専門ではないので間違ってるかもしれませんが、多分こういうことだと思います。
フェイスブックの広告が主流になる流れは途上国でも当てはまるのではないかなと思います。
実際、スマホを持っている人はとても多いです。そしてフェイスブックをやっている人もとても多いからです。PCよりもまずはスマホ、そしてまずはフェイスブックアプリのダウンロードなんて流れが主流になるような気もします。
相変わらずテーマが定まらないブログ。うーん。
かつろう
“フェイスブックがグーグルを越える!? .119” への5件の返信