僕自身が仕事を行う上で大切にしている考え方がある。
『全て自分の仕事』という心構えだ。
職場で人から仕事を頼まれることがある。
そういう時に基本的に断ることはまずしない。
全て前向きに受ける。
それは『全て自分の仕事』という意識をもっているからだ。
同じ組織に属していて、同じミッションの為に一丸となって仕事をしている。
そんな中で人の仕事も自分の仕事もないと思っている。
もちろん欧米的にはジョブディスクリプションに
準拠した仕事以外をすることは或いはだめなのかもしれない。
もちろん法的に責任が明確になるということは必要だと思うが
根本的には全ての仕事を皆で協働するという意識が必要なのだと思う。
こういう考え方は小さい組織においてはより一般的なのだと感じる。
大きな組織・会社であればより業務が細分化、明文化されるが
小さい組織であればお互いが助け合わなければそもそも仕事が回らない。
そういう意味においては小さい組織を経験することで
人をフォローする能力、姿勢が培われるのだと思う。
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またこの考え方は単に職場だけでなく地球単位でも置き換えられる。
国家を超えて、地球上で解決すべき問題があったとする。
そういったときにその問題を自分の仕事と感じるのか、関係ないと感じるのか。
そこは感性の領域に入るのかもしれない。
創造力の領域に入るのかもしれない。
もしくは原体験が自分の仕事として認識させるのかもしれない。
色々な考えや、筋道はあると思うけれども
そういった問題を自分の問題、『全て自分の仕事』と感じられる
ということは一つのギフトなのかもしれない。
翻って、同じ組織内での他人の仕事を自分の仕事と感じられないのに
世界の問題を自分の仕事と感じられるわけがないと思う。
人の仕事まで行うのは大変だ。時間も労力も能力も余分に必要になる。
でもそうして色んな人から色んな仕事をもらっているうちに
自らの幅や体力も上がっていく。
信頼もしてもらえるようになる。
自分が助けてほしい時に協力してもらえるようになる。
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昔聞いたベンチャー企業の社長さんの話に下記のような言葉があったのをふと思い出す。
【成果】=【能力】×【努力】×【人から助けてもらう力】
個人の能力や努力には限界があるけれど、人から助けてもらうことには限界がない。
本当に大きな仕事を出来る人は、周りの人から助けられる人だと仰っていた。
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世界の問題を心の底から自分の仕事と思えるように
想像力を働かせ、経験を積み、修練して行きたい。
かつろう
かつろうさん こんにちは。
どんな世界でも、職場でも、今回の記事にかかれてある視点は
大切ですね。
ありがとうございました。
こちらは、NTCから本部へ。ジュニ専の研修を受けています。
ブルキナやニジェールなどは、マラウィともつながるところがあると思うので、
ぜひぜひ情報発信、お願いします。
いつかアフリカのどこかで会えそうですね。
こんちには!
ジュニア専門員、すごいですね!
実はマラウイ教育関係の専門家さんがとても多いです。
理数科教育の指導力向上等で現在3人もいらっしゃいます。
研修時はマラウイに訪れることがないかもしれないですが、
専門家になられる際にマラウイとなる可能性もあるかもしれないですね?
(言語は違いますが。。)
アフリカで会えると素晴らしいですね。