ナイジェリア・ラゴスの空港を出国する際に気を付けるべき7つのこと

約70日程のナイジェリア滞在を得てナイジェリアのラゴスにあるムルタラ・モハンマド国際空港より出国をした。いくつか気を付ける点を下記にまとめたいと思う。ナイジェリア・ラゴスの空港についたら気を付けるべき6つのこと と併せてみて頂けばより効果的かと。

1、渋滞、渋滞、渋滞

ナイジェリアのラゴスでは渋滞が本当にひどい。日々人と車が増えるのに、道路はそのまま、むしろ整備不良で悪化してる。僕が住んでいたレッキの東のはずれから空港までは車だと渋滞を込みで考えてだいたい1時間半~2時間程度で行ける。13時半のフライトだったけれど余裕を持って朝の8時に出発をすることにした。結果としてはこれが大当たりだった。普段の渋滞に加えて、途中で事故渋滞が起こり1時間程ほとんど動かない状態が続いた。時間に余裕を持っていたおかげで問題なく間に合ったが、ギリギリで調整していた場合はかなりやばかったと思う。事故渋滞はラゴスでは日常的だ。整備不良の古い車が多いので道の真ん中に止まっていることも多い。また無理な運転をするドライバーも多いので良く接触事故も起こしている。

2、Eチケットの印刷

航空券を予約する際に発見されるEチケットは必ず印刷しておいた方がよい。しっかりとした空港であれば特に印刷せずとも、パスポートだけでカウンターで処理をしてくれる。場合によってはスマホなどでEチケットを見せることが必要な場合もあるけど。ただ途上国の空港の場合は国によってはEチケットがないと空港の中に入れなかった国もあったような気がする。ナイジェリアの場合は、航空会社のカウンターに行く前に荷物検査をする。その際にEチケットに荷物検査をしたという判子を押してもらう必要があるのでEチケットをプリントアウトした方が良い。なくても行けるかもしれないが、賄賂などを要求されて面倒に巻き込まれる可能性もあるので、極力プリントアウトした方が良いと思う。

3、勝手に荷物運びをしてチップをたかる

これは世界中どこの空港でも見られると思うが、勝手に荷物を運んでチップを要求する人がいる。ラゴスの空港でもほんの数メートル荷物を動かして荷物検査の為に荷物を机にあげるだけで要求されるので特に必要ない場合はしっかりと断った方が良い。

4、出国の禁止持ち物

出国に関しても全ての荷物を開けて入念にチェックされる。たばこはあるかといったことを何度か聞かれたりしたので、もしあった場合は届け出などが必要かもしれない。またAntiquities(骨董品、古美術、あと恐らく文化的な過去の遺物なども)も持ち出し禁止といった立札があったので、これに該当するものをお土産として持ち出すことは難しいと思われる。またマラウイでは鉱物の持ち出しには届け出がいたりするので、他にも何か特別なものは規制がかかる可能性があるのでなるべく持ち出さない方が吉。確認してオッケイだったとしても現場レベルでだめと言われたら目の前の警官や軍人が一番正しいので逆らいようがない。没収だけで済めばいいが、賄賂を要求されたり色々面倒に巻き込まれることが考えられる。

5、ボーディングタイム

エチオピア航空でボーディングパスを発券してもらったが、このパスに記載されているボーディングタイムが物凄く良い加減だった。1030を過ぎてチェックインしているのにボーディングタイムが1030と表示されていた。実際飛行機は1330出発でその通りに出発だったからこのボーディングタイムは全く意味を持たなかった。逆に遅く不正確に記載されることも考えられるのでボーディングパスに記載されたボーディングタイムをベースにして時間をつぶしたりしない方が良い。

6、ビザに関して

これはこちらのページ(ナイジェリアのビザを取得する際に気を付けること)に詳しく記載した。

7、写真撮影

あと空港でチェックインしてる時に火災のような悶着があって白い煙がもんもんとしていた。周りは慣れたものだったので、日常的なのかもしれない。ここで注意したいのが写真撮影だ。一般的に空港での写真撮影は禁止されていることが多い。軍事的にも国の重要拠点になるからだと思う。もし警察か軍人に写真を撮影しているところを捕まったら、間違いなく面倒くさい。パスポートかスマホ、カメラなどを人質にして賄賂を要求されるかもしれない。煙のもくもくを取りたいと思ったけど、思いとどまった。

 

色んな空港で出国してきたけれど、ナイジェリアのラゴスのムルタラ・モハンマド国際空港は、出国難易度が高めの空港であると思うので十二分に注意されたし。

 

かつろう(@ka26oo)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です