BOPペナルティーとはなにか .50

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BOPビジネスを考える上で重要な要素の一つがBOPペナルティーという概念だ。
BOPペナルティーとは貧困がゆえに被る不利益、不経済の事だ。ややもすると都市部の方が生活コストが高く、農村部の方が全てにおいてコストが下がると考えがちだが実はそうではない。
具体的にどういうこと内容があるか下記列記してみた。

●交通による不利益
農村部など僻地であれば医療機関や公的機関、食料品店などにアクセスする際に都市部にいるよりも交通費がかかる。また交通費がかかるだけでなく、それにかかる時間もロスすることになる。

●購入ロットが少ないことによる不利益
所得が少ないとどうしても、購入量・購入数が少なくなってしまう。それにより大きな容量・数量のものを買うことによる割引された値段や、大量購入による値引き交渉等の恩恵を受けることが出来なくなる。

●競争がないことによる価格の不当なコントロール
田舎になればなるほど、競争からは遠ざかることになる場合が多い。競合製品や競合店がないことにより、独占的に価格をコントロールされて不当に高い値段で購入しなければならないことに陥る可能性がある。

●製品の選択肢が少ないことによる低品質製品の購入
農村部などであれば製品の選択肢が少ないことも多い。選択肢が少ないと場合によっては品質の悪いものを購入せざるを得ない場合が発生する。

●情報へのアクセス
ネットインフラが整っていないことや、都市部からの伝聞情報等の伝播が遅いことによって情報量が少なくなったり、伝達が遅かったりすることによって不利益を被る可能性がある。

以上のようにお金や時間、品質や情報など様々な不利益、不経済が貧困だからこそに発生する可能性があるのだ。

このようなBOPペナルティーを解消することもBOPビジネスの一つの役割であると言えるだろう。例えば交通が不便な所への訪問販売や末端の食料品店への製品の安定的な供給、ネットインフラの整備等があげられるのではないか。

かつろう

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