青年海外協力隊、第一希望に受かる3つの方法 .97

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青年海外協力隊では願書を出す際に第一希望から第三希望まで要請を記入することが出来ます。

この3つの要請は同じ職種の内から選ばなければなりません。例えばコミュニティ開発を職種として選んだ場合はコミュニティ開発から3つ要請を選んで提出するわけです。

この希望案件ですが、実はなかなか思い通りにいかないことが多いのです。アフリカに行きたかったのにアジアの国になった、とか英語で仕事をする案件で派遣されたかったのに現地語案件に受かってしまった等が起こります。これは面接官の方が適性を測り、それに沿った要請に派遣されるからです。希望はあくまでも希望でしかないのです。感覚値的には7~8割以上は第一希望案件に通れないような気がします。

私はマラウイにマーケティングという職種でPSIというNGOに派遣されました。とてもありがたいことに、実はこの要請を第一希望にしていました。今回は第一希望に受かるための方法をご紹介したいと思います。ただしこれは個人的な考えなので必ず第一希望が通るというわけではありませんのでご了承ください。

1、コミュニティ開発、青少年活動は避ける

まず第一希望に受かることが出来ないパターンとして2つ考えられます。1つは自分の他により適任者がいた場合。就活みたいな感じです。2つ目は自分により適任な要請があった場合です。これは例えば語学能力など他の要素を検討した場合にもっと成果を発揮できると思われる案件があった場合、そちらにまわされることがあるということです。

どちらのパターンにせよ、コミュニティ開発、青少年活動は第一希望に受かる可能性が下がると考えます。何故なら案件が多くて応募者も多いからです。つまり他の人と競合する可能性も高まりますし、自分が気付いていない所で適正な案件が他にもあるかもしれないからです。ちなみに平成26年度春募集ではコミュニティ開発が要請数153に対して応募者数が306、青少年活動が要請数43に対し応募者数が208人でした。

といったって特別な資格も何もないしコミュニティ開発と青少年活動以外受けれないよ!と思われるかもしれませんが、マーケティング、経営管理、PCインストラクター、理科教育、環境教育、感染症・エイズ対策などは特別資格がなくても応募出来ることがあります。経歴や学業分野が求められることもありますが要請次第でもあるので全ての要請に目を通すことをおススメ致します。
(特別な資格がなくても応募できる青年海外協力隊(JOCV)のおススメ職種 Vol.57)

出来る限り案件が少なく、倍率も低そうな職種・案件に絞れば第一希望に通る可能性は高くなると考えられます。ちなみに応募者数や倍率はJICAの青年海外協力隊のHPで毎回公開されています。(http://www.jica.go.jp/volunteer/application/seinen/)

2、選考指定言語(英語)がAランクならTOEICで出来るだけいい点をとる

応募する時点で求められるTOEICの点数が要請によって変わります。例えばAランクであればTOEICが730点以上でなければ希望できません。(出願は出来たかもしれませんが、受かるのは難しいと思います。)英語でAランクという指定がある場合は、実際の活動と生活で使用する言語が英語である場合が多く、またかなり高度なレベルで英語が求められている可能性もあります。その場合その要請では英語が出来ることが一番の選考基準になる可能性があります。

私の要請も選考指定言語が英語のAランクでした。出来る限り高い点数を取った方が有利だと思い、手前味噌ですが、最終的にはTOEIC900点でとることが出来ました。訓練期間中も図書室にこもり英語に励んでいたのですが、それでも実際マラウイに来て仕事をしてみると英語が全然通用しない。ネイティブスピーカーがいる環境で遠慮なしにしゃべってくる状況なので未だにかなり苦労しています。

Aランク案件であればTOEICの点数をとにかく高くしておくことが第一志望に通る大きな原動力の1つになると思います。

3、やりたいこと、やれることの交差する点

就活などを含めた面接で一番の基礎となるのが「志望動機」と「強み」です。志望動機というのは何故それをしたいのかということえす。強みというのはその要請にいかに貢献できるかということです。

最も良いパターンは応募したいと強く感じる要請で、求められる能力や職歴などが自分のバックグラウンドに合致することです。この2つが合致していれば自信をもって面接でも受け答えすることが出来るはずです。心をこめてやりたいこと、やれることを説明できるはずです。そうすれば第一希望に受かることが近づくはずです。

やりたい気持ちは強くても能力や職歴、背景がついてこない場合であればより適した人に要請を取られる可能性が高くなります。能力や適性がある案件であったとしても、しっかりとした志望動機を伝えられなければ、熱意を伝えることが出来ずに他の案件に回されるかもしれません。

●要請に応募する時点である程度は決まる

さて上記に3つ、第一希望の案件に受かる方法を記しました。「コミュニティ開発・青少年活動は避ける」「指定言語がAランクならばTOEICで出来るだけいい点をとる」「やりたいこと、やれることの交差点」の3つです。この3つは実は要請に応募する前の段階に関わってきます。つまりどういった案件に応募するかが、第一希望が通るかどうかに大きく影響しているということです。もちろん応募した後に色々と勉強や準備をしたり、面接で上手くやるということは有効な手立てだと思います。しかし最も大切なのはこの要請に第一希望で応募すれば通ることが出来るかどうかという、応募段階での判断なのです。

●でもやっぱ心からやりたいことに挑戦したい

実は僕も応募する際にコミュニティ開発で出すか、マーケティングで出すか相当悩みました

青年海外協力隊に応募したのは会社を勢いで飛び出して、NGOでインターンはしていたものの、社会的にはいわゆる無職の状態で数か月間を過ごしていた時期でした。明確に次のステップが決まっているわけでもなく、また金銭的に十分な余裕があるわけでもありませんでした。まさに人生かつかつしていた時期でした。

マーケティングは要請数が確か5つ程しかありませんでした。対してコミュニティ開発は100を超える要請があったのです。マーケティングに出した場合、落ちる可能性がありました。案件が5つだけでしたから。コミュニティ開発に出せば、希望通りにはならなくてもどれかには引っかかるだろうという算段がありました。でも一番やりたかったのはマラウイのPSIの案件だったのです。

しかしPSIマラウイの要請で求められていたのは実務経験3年以上で営業、マーケティング経験者。実際会社を2年と4か月で退職したわけで、尚且つ営業はしていたのですがマーケティングはド素人。経歴的に見れば条件を満たしていなかったわけです。

落ちるリスクを承知でマーケティングに応募するか、心の底からやりたい案件はないけれど落ちないようにコミュニティ開発に応募するか。これに落ちればまた青年海外協力隊の次の募集まで半年間空くことになる。もし落ちて明確な肩書きがないまま、社会的なステータスがないままこれ以上過ごすのはしんどいな。そんな葛藤が強くありました。

結果としてはマーケティング職種のPSIマラウイの要請に第一希望で応募し、受かることが出来ました。本当に運が良かったと思います。今マラウイに来て8カ月を終えたのですが本当にPSIマラウイで仕事が出来て良かったなと日々感じています。毎日毎日成長をさせてもらっています。英語しかり、NGOの業務しかり、営業やマーケティングの業務しかり、本当に様々なことを経験させてもらっています。

もちろんこれで落ちていたらどうなっていたかわかりません。でも違う案件に応募して受かっていたとしたら一生後悔と“たられば”を繰り返していただろうと思います。失敗することよりも、挑戦しなかったことの方が一生忘れられないのだろうなと感じます。

正解も、間違いもないのだろうと思います。しかし僕が僕の経験から思うことは、本当にやりたいことに挑戦することが大切なんじゃないかなと感じます。結果がどうあれ。

途中までは記事っぽかったのですが、最後は完璧に感想文になりました笑
まあでもこれカツカツ“日記”なのでご容赦下さいませ。

かつろう

◆併せて読みたい記事◆

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青年海外協力隊の要請(案件)選びの基準 Vol.59

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