ザンビア・ルサカでGMAT受けて来た .151

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今回はザンビアにいってGMATを受けてきた日のことをつらつらと書き連ねます。たまには駄文もいいかと。

●GMAT受験@ルサカ

南アフリカのMBAへ出願するためにGMATをザンビアのルサカで受けて来た。GMATは今住んでいるマラウイでは受けられないからだ。


今回のテストはかなりのプレッシャーだった。時間と費用が物凄いかかっており、もう一回受け直すということがかなり厳しかったからだ。GMAT受験料で250$、ザンビア入国ビザで50$、航空券で400$、交通費などを含めると約800$を今回のテスト一回に投資したことになる。手数料もろもろ考えると日本円にすると10万円。教育に関する費用は出し惜しみをしないというルールを人生に設けているのだけれど、さすがに今回の出費は痛かった。お金の制約に加えて時間的な制約もあった。青年海外協力隊は国外に出られるのが年間で20日までとなっている。また国外に出る為には一か月以上前にJICA事務所に申請をして承認されないといけない。それに加えてザンビアのGMATは平日しかやってなかったので、マラウイの職場からも休暇をもらわないといけない。10万円という費用や任国外渡航といった各種制約があり、もう一度受け直すのは正直かなり難しいと感じていた。絶対に今回で点数を出さないといけない。6月後半にはTOEFLも控えているのでなんとしてもここは乗り切らないといけない。そんなプレッシャーを乗り切る方法として今回採用したのは範馬勇次郎戦略だ。The Strategy of Hamma。範馬勇次郎については説明はいらないと思う。そう、地上最強の生物だ。話は一か月前にさかのぼる。まずはこのTEDの動画を見て欲しい。

彼女は姿勢、ポージングといったボディランゲージについて述べている。自分の姿勢が他人に影響するのは皆さんもご存知だと思う。偉そうにしたり、強そうにしたり、弱そうに見えたり、ポーズは周りの人の心理に影響を及ぼす。彼女はこのポージングが他人だけでなくて、自分にも影響を及ぼすと述べている。彼女の実験によると、自分を大きく強く見せるポージングをたった2分間するだけで特定の物質の分泌が促され、より自信に満ち溢れ、またストレスホルモンの分泌を抑えて、よりリラックスの出来るようになるのだそうだ。この話を聞いたときに閃いたのだ。そう、テスト前には範馬勇次郎のポーズをしようと。地上最強の生物である彼のポーズはまさに自分を最大限にするポーズ。つまり脳内物質の分泌も最大になるはずだ。さらに地上最強の名をほしいままにする彼のポーズをまねることによって、自分を彼に投影することができ、プラセボ効果的なものも相重なる。この戦略を閃いた瞬間は自分が天才であると再確認しました。

さて前置きが長くなりましたが、点数は590点。隣の部屋からICTに関する講義が聞こえてこようとも、テスト部屋のドアが閉まらず間に紙を挟んで無理やり閉めようとも、テストセンターの人がPCのログインパスワードを忘れてテスト再開に手間取ろうとも、南アのMBAが求めているボーダーラインの550点をなんとかクリア。欧米のトップスクールが700点とか求めていることを考えれば大した点数ではないけど、4 月末にTOEFLを終えてから1ヶ月の準備期間で、また様々な制約だらけのマラウイでよくやったと自分を褒めてやりたい。590点の内、勇次郎戦略が締める割合は恐らく200点くらいだと思います。ありがとう勇次郎。休憩中に勇次郎ポーズをしているところをセンターの人に見られて恥ずかしかったのは内緒。

GMATは受けたその場でテスト結果がわかるのです。開放感に満ち溢れていざ近くのアーケーズショッピングモールへ。目的は一つ、そう映画でござる。マラウイ派遣前の二本松で2013年8月に見て以来、約1年9ヵ月ぶりの映画館。ウルトラ面白かった。エンターテイメント最高。

※※ここからは映画MAD MAXのネタばれ含みますのでご注意。

●映画MAD MAXと協力隊

見た映画はMAD MAX -fury road-。昔メル・ギブソンがやってたやつ。時間が10分後に始まるということと3Dだということで即決。日曜洋画劇場だかでやってたメル・ギブソンのMAD MAXの内容はほとんど覚えてないけど、小学生のころ父が面白い映画と言及していて、未だにそのことを思い出す個人的にとても趣が深いタイトル。

値段は25ザンビアクワチャ。それに3Dメガネの6クワチャ。1$、7クワチャ強なので、メガネ込で4$ちょいくらい。2Dなら17.5クワチャで約2.5$。安い。日本の映画は本当に高いなと思う。もちろんザンビアの場合物価が安いということもある。でも例えばケンタッキー3ピースとポテトで35クワチャ、4$強。日本とメチャクチャ変わるわけでもない。ザンビアやマラウイといったアフリカであっても南ア企業等に開発されたショッピングモール系の物価は日本と大差ない。故に日本の映画料金はやはり高いということになる。

主人公のMAXちょーカッコいい。戦闘シーン大迫力。エレキギター最高。3D楽しいー。本当に久しぶりに見る映画は時間を忘れさせてくれた。

舞台は文明が廃れ、砂埃にまみれる荒れ果てた世界。まさに北斗の拳ワールド。話の筋は、MAX一行は悪の親玉が支配するもといた場所を脱出して、緑豊かなヒロインの故郷を目指す。ヒロインは子どもの頃に故郷をさらわれて以来20年弱帰っていない。

一行は追っ手を振り切りなんとか故郷に辿りつく。しかしそこには緑は何処にもなかった。20年の間に変わり果ててしまっていたのだ。憧れて探してきた希望がそこにはなかったのだ。しかしMAXは提案する。ここに緑がないのなら、もといた場所に戻ろうよと。元の場所は悪の親玉に支配されてはいたが、また室内で栽培されたりして限りはあったが、緑と水があった。結局一行はもとの場所に戻ることに決め、帰る道中で親玉を撃破し、無事緑と水の土地に平和裏に戻ることが出来たのだ。

この話を観ていて、どこか青年海外協力隊に似てるなと感じた。協力隊員もなにかを求めて途上国に赴く。そこには果たして思っていたものがあるのだろうか。希望は充足されるのだろうか。実際、隊員の進路として多くの人は国際協力業界を離れることになる。多くの人は日本で仕事をすることになる。求めていたものはもといた場所、実は日本にあったのかもしれない。

大切なことってなんだろう。映画も協力隊も青い鳥に通じる。最終的な目的とか希望そのものよりもその過程が貴重で、価値のあるものなんじゃないかなと思う。MAX一行は旅の途中で多くの苦難に遭遇する。死ぬほど闘いまくる。というかもちろん死ぬ人もいる。その中で仲間と信頼関係を築いたり、大切な人を想ったりする。それに加えて、故郷に帰ってそこには何もなかったというのを確認すること自体にものすごく価値がある気がする。もし確認しなかったら一生憧れを抱き続けていたかもしれない。一生後悔し続けていたかもしれない。なにも見つけられなくてもそれに挑戦し、その中で多くを学び、そしてもとの場所に帰ってくる。目的とか希望を達成しなかったとしても、その過程が人生を豊かにすると思う。

生きて死ぬことの価値もそこにあるのかもしれない。存在しえなかった存在から、生きるという旅を得て、また無に回帰する。結局そこにはなにもないのかもしれない。でもその過程にこそ価値があるのかもしれない。安易なアナロジー万歳。

映画の最後のシーンでヒロインらは緑と水がある土地に留まる。一方MAXは腰を落ち着けず人ごみに紛れまたどこかへ旅にでる。緑と水があり、人がおり、想う人もいるその場所。彼の求めているものはそこにもなかったようだ。何を求めて、どこにさまよい、誰と戦い、いつになったら満ち足りるのか。

映画はめちゃくちゃ面白かったんですけど、やっぱり英語がわかんない部分がとても多かった。アクション映画なので見てるだけでも楽しいし、平易な部分は問題なく理解できたけれどもやっぱりまだまだ精進が足りない。次は6月末のTOEFLに向けていざ。

かつろう

 

 

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コメント

  1. ぶち姐 より:

    かつろうさん。
    おひさしぶりです。
    西アフリカから戻ってまいりました。

    これから仏語の試験を受ける予定なんで、
    参考にさせていただきます。

  2. 谷口香津郎 より:

    ご無沙汰しております。無事ご帰国されたとのこと、なによりです。フランス語の試験、難しそうですね。。参考にはならないと思いますが(笑)、応援しております。頑張ってください!!

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