習慣化の大切さ .111

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今回はメモ程度の雑記です。

習慣って大切だなとふと思いました。

「努力を努力と思わない」というようなことを聞くことがたまにあります。
当たり前のように努力するというようなニュアンスで。

これって結局、練習や勉強を習慣化出来ていることなんじゃないかと思います。

僕自身マラウイに来て自分の英語の出来なさに絶望しました。しょっぱな職場のミーティングに参加して自分の役立たずっぷりが悲しくなりました。3日間まるまるミーティングのセッションだったのですが、それが終わった時には劣等感やらなんやらで禿げるかと。

それから毎日仕事を終わってから家に帰って英語の勉強をしてるわけです。ディクテーションとか速聴とか、シャドーイングなんかもやってますがメインは英語のドラマを聞いてます。フレンズとかグリーとか。

職場から家に帰ってきてご飯を作って食べる。その後だいたい6時30分とか7時とかくらいから1時間?2時間くらい英語をする。これはもはや日課になってます。習慣化しているので特別努力しているという感覚もなかったりします。(ドラマ見てるからかもしれませんが笑)

実はこれを習慣に出来る背景にもまた別の習慣があります。

どういうことかというと、サラリーマンをしていた時の生活リズムの習慣です。営業の仕事をしていた当時、朝7時過ぎに出勤して9時半とか10時くらいまで仕事をするという生活をしていました。そして色々な数字に追われるので、常に高い集中力を保ったまま仕事していました。つまり1日10時間以上緊張して、エネルギーを使い続けるという習慣が身に着いたのです。

この生活習慣の土台があるので、職場を5時とかに上がって家に帰って来てもまだまだ体力も精神力も有り余っているわけです。ましてや、仕事に対する緊張感もサラリーマン時代の方が格段にありました。なので家に帰ってからも色々とやる気が出てくるのです。

言ってみれば、頑張って努力しよう!と考えた時点で既に出遅れている可能性が高いということです。当たり前のこととして、日々自分が向かいたい方向に進んでいるのがベストな気がします。



思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

マザー・テレサ

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◆併せて読みたい記事◆

Vol.19 “道具”としての孤独?引きこもりのススメ?

Vol.46 苦労して身に着けたものの価値?第二言語習得論の観点から??

Vol.31 欲しいものは見つかる?有益な情報収集の方法??

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そうだ、選挙にいこう! .109

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●地方政治、首長と海外経験

青年海外協力隊は日本を出国する前に住民票のあるところの市長や県知事に表敬訪問をすることになっています。私も出国前に越直美大津市長と嘉田由紀子滋賀県知事にお会いさせて頂きました。お二人ともお忙しい中とても丁寧に対応して下さり、激励を頂きました。

お二人とも海外の経験をお持ちです。越市長はハーバードのロースクール出身で、嘉田知事はタンザニアや、そして今私が住んでいるマラウイにも滞在経験がおありとお伺いしました。

「海外での経験」と「政治」という2つのキーワードがなにか意味を持つのだろうかとその時疑問に思いました。政治と聞くとややもすると自国や地元を良く知っている人、つまり海外経験よりも国内での経験を重視されそうな職務ですが、逆説的に海外での経験が価値を持つのだろうかと。

●共和政ローマ時代の政治家の軍務経験

塩野七生の「ローマ人の物語」を読んでいて、この「海外経験」と「政治」の2つの点が結びつきを持っていると感じました。

以下「ローマ人の物語」より引用。

“共和制ローマの政官界志望者には、最低限十年間の軍団経験が課されていたことだ。これはあくまでも私見だが古代ローマでも特に共和政時代のローマのリーダーたちが「小粒」でなかった理由も、この辺にありそうな気がする。共和政時代のローマの指導者たちは、唯一の例外となる哲学者兼弁護士兼文筆業者のキケロを除き、ほぼ全員が政界、官界、軍団の経験者なのであった。”

共和制ローマ時代の戦争は主に国外で行われていました。ハンニバル戦争など一部例外はありますが、シチリアやアフリカ、スペインやギリシャといった国外での戦争が中心でした。つまり共和政ローマ時代の政治家は軍務につくことによって国外で生活していたということです。

つまり政治指導者に十年間の軍団経験が課されていたということは軍務を理解するということ以外に、国外で生活する機会が課されていたということです。

では国外で生活をすることで政治という仕事に対してどういった影響が出るのでしょうか。

まず第1点目は海外の文化や風土、文物、法律といった制度、そしてそこに住む人といった様々なものに直接触れることによって自国との違いを実感する機会になるということがいえると思います。そういった風土は制度の違いを体験することによって自国のそれらを外側から客観的に理解することが出来るようになります。そして他国のものを自国に応用することが出来るようになるはずです。単に文字情報としてではなく、体験として他国に触れることで本質を理解できるようになるのではないでしょうか。

第2点目は自国に対する愛国心が育つと思います。僕自身は今、協力隊としてマラウイに来て9ヵ月立ちます。たった9ヵ月でも日本をいとおしく思います。食べ物、風景、人、娯楽、全てのものを恋しく思います。時には数年単位で自国を離れなければならなかったローマの軍団にいれば直された国に対する想いは募ったのではないでしょうか。それこそ衣食住もままならない中での生活だとなおさらだと思います。自分の住む土を、人を、食べ物を心から好きでいるということを自覚するのは政治においてとても大切な要素だと思います。

もちろん地方政治だけに限ったことではありません。国政においても海外での経験がとても役に立つと考えられます。

●滋賀県知事選挙に行こう!

というわけで結局なにが言いたかったのかというと、2014年7月13日に投開票の滋賀県知事選挙に行こうということです。(こじつけですねマックスですね、すみません笑)

何を信じ、誰に投票するかは個人の自由です。棄権票を投じることも権利だと思います。ただし投票に行くという行為それ自体は推奨されるべき義務だと信じています。

現在集団自衛権の問題で日本は揺れていますが、国政にしろ、地方政治にしろ、まずは投票しましょう。どんな議論もまずは全てそこから始まると思います。

かつろう

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死への恐怖というギフト?TED「Before I die I want to…」 .100

今回はTEDをご紹介したいと思います。

Candy Changの「Before I die I want to…」というスピーチです。
題を直訳すると「死ぬ前に?をしたい」となります。

彼女は母と呼ぶべき近しい人を亡くした経験をもとにあるアイディアを想いつきます。

彼女の住むニューオーリンズの共有スペースに黒板や付箋などを使って、コミュニティの人の声を反映できるようにしたのです。

その中の一つの問いがこの「Before I die I want to」でした。通りすがりの人たちが黒板にチョークでこの言葉に続く想いを書き連ねました。

「いつか死ぬその日までに、日付変更線をまたぎたい」
「いつか死ぬその日までに、何百万人の人の前で歌いたい」
「いつか死ぬその日までに、木を植えたい」
「いつか死ぬその日までに、自給自足の生活をしてみたい」
「いつか死ぬその日までに、彼女をもう一度抱きしめたい」
「いつか死ぬその日までに、自分自身になりたい」

この試みは世界中に広がっているようです。

そして彼女はこのように述べています。
「Thinking about death is clarifies your life」
「死について考えることは、人生をより鮮明にする」

ところで、「タナトフォビア」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
死恐怖症、死ぬのが怖いことをいうのだそうです。

病気は病名を付けた時から生まれるわけで、これの症という言葉を使えば病気に分類されるのかもしれません。

僕自身の人生においてこのタナトフォビア、死ぬのが怖いという感覚を中学生の時から持っていました。何故だかはわからないのですが、ジブリ映画「もののけ姫」を見てから心の中にもやがずっとかかり続け、そして夜寝る時布団に入ると、ふと実感として死が怖く感じ始めたのです。

頭で理解するのと感覚で実感するのは別です。それまでは死というものに対して頭では理解していましたが、このときに初めて感覚として体に入ってきました。もちろん常に死ぬのが怖いと思っているわけではありません。しかしふと布団に入って寝ようとすると死が感覚的に知覚されてとても恐怖に感じることが今でもたまにあります。

僕自身、今アフリカのマラウイにいます。今ここにいる理由はこの死への恐怖から発しています。死ぬのが怖いと感じることはまず死にたくないという強い否定的な気持ちになりました。やがて、ならばどうせ皆死ぬのだから思った通りに、自分らしく生きて行きたい、死ぬのだから生きたというなにかを残したい。そういった感覚を強く強く心の底に秘めるようになっていきました。それが自分を次へ次へと、新しいことに挑戦させ、努力させ続ける原動力となっています。

「ソフィーの世界」という本があります。物語形式で初歩的な哲学を学べるとても面白い本です。この本の冒頭部分には下記のようなことが書かれています。普通の人はぬくぬくと温かい世界に安住し真実から目をそむけ生きており、哲学者は大変だけれども真実と向き合って生きている。この真実というのは僕にとっては死そのものなのだと感じます。哲学者にはなれなかったけれど、死という真実くらいには向き合える自分でいたいと望みます。

人はややもすると自分が死ぬということを忘れます。というか、そうなるようにプログラミングされてるのだと思います。そうでなければ生きていくことはとても価値がないことのように思われるからです。

そういった意味ではこの「自分が死ぬという直感的な感覚」を持ちえたことは、僕自身のギフト、僥倖と言えるように感じます。

いつか死ぬ。多分あと50年とかそこいらで。
それを心に刻み、忘れずに生きて行きたいです。

かつろう

宮城谷昌光『孟嘗君』 書評その4 .94

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宮城谷昌光の「孟嘗君」を呼んだ。

孟嘗君(田文)は中国の戦国時代の人で、斉、魏、秦といった国の宰相になった人で紀元前4世紀から紀元前3世紀に生きた。物語の後半部はこの孟嘗君の活躍が中心になるのだが、前半部から中盤にかけては白圭という商人が主体となって物語が進んで行く。白圭はもともとは貴族の血筋にいた人なのだが、齢を重ね商道に進んでゆくという内容だ。

この白圭は司馬遷の史記にも記されているらしい。司馬遷は古代中国の歴史家で、じつは司馬遼太郎もこの司馬遷に遼(はるか)に及ばずという意味合いを込めて、ペンネームを付けたほど歴史家のしての声望は高い人である。

その白圭が商売で成功をおさめ、そして取り掛かった事業が河川の氾濫を治めるための堤の建設だという。堤と聞けば信玄堤などを思い浮かんでくるが、これは信玄などの治世者が社会福祉のために行う活動の一環だと言える。行政が担当すべき公益だ。
(信玄堤:武田信玄が築いたと言われる堤。河川の氾濫を防ぎ社会の安定・発展に寄与した。)

しかし白圭は商人の身でありながらこの大事業を幾年にもわたり行い、そして完成した。

昨今CSR(企業の社会的責任)という考え方が出てきたり、社会起業家、ベンチャーフィランソロピーという言葉が注目を集めている。企業は株主だけのものという考え方や、利益を出すことにのみに意義があるという考え方はもはや時代遅れになりつつある。これは素晴らしいことだと思う。社会を良くするということが商売の根底にあると思うからだ。
(ベンチャーフィランソロピー:非営利企業や社会的企業に、社会的なリターンを主な目的として投資、経営支援をすること)

しかしこの白圭の事業も利益を度外視した社会的な事業であると言える。言葉としては最近出てきたのかもしれないが、社会の為の事業を商いというテコを利用して行うという考え方、生き方は2000年以上も前からこの世の中にあったのだろうなと思う。

売り手よし、買い手よし、世間よしの近江商人の三方よし”という考え方もこれに近いものだと感じる。

人生において、どういう肩書き、どういう道で生きるのかということはあまり重要なことではないのかもしれない。白圭は商売の道を歩み、人々の福祉の充実に尽くした。一方、斉の宰相として描かれる鄒忌(すうき)は政治を民の為ではなく、己のための道としてしか見ていないきらいがある。

社会のために行きたいと思うことを出発にすれば、ビジネスの道を歩もうが、NGO・NPOの道を歩もうが、国連といった国際機関を歩もうが、政治の道を歩もうが、問題ではないのかもしれない。政治家であろうが商人であろうが、司馬遷のような慧眼を持った歴史家によって史書に記されるだろう。

どういった自分でありたいか、どういった物事を成し遂げたいのかということを明確に意識し、その為に自分を鍛錬してゆけば、どういった道を歩もうが満足のいく一生を得られるのかもしれない。

かつろう

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5月人気記事ランキングとページビュー等まとめ

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5月の人気記事ランキングと5月のページビューをまとめてみたいと思います。
グーグルアナリティクスを使っているのでそこからのデータになります。

●5月人気記事ランキング

1番アクセスが多いのはトップページなのですが、それを除いた記事別ページのランキングです。PCとモバイルを併せて100以上のアクセスがあった記事をピックアップしました。
ちなみにトップページのアクセス数は534ページビュー(PC453PV、モバイル81PV)になります。

1位 青年海外協力隊って給料もらえるの?いくらなの??協力隊の懐事情? Vol.73
    ・269ページビュー(PC94PV、モバイル175PV)

2位  マラウイの次期大統領は、現ジョイス・バンダ大統領で決まり?マラウイの大統領選挙情報 Vol.81
      ・194ページビュー(PC151PV、モバイル43PV)
 
3位 青年海外協力隊って給料もらえるの?その2?事業仕分けによる手当削減? Vol.74
   ・173ページビュー(PC66PV、モバイル107PV)

4位 「ハイエナ」に処女を奪われる少女。マラウイの児童婚の問題 Vol.78
       ・133ページビュー(PC50PV、モバイル83PV)

5位 特別な資格がなくても応募できる青年海外協力隊(JOCV)のおススメ職種 Vol.57
       ・127ページビュー(PC44、モバイル83PV)

6位 マラウイの伝統的習慣とHIV/AIDSの問題 Vol.61
       ・123ページビュー(PC33PV、モバイル90PV)

7位 プロジェクトマネジメント?リスクと課題? Vol.20
       ・102ページビュー(PC85PV、モバイル17PV)

協力隊のもらえるお金に関しての記事が上位に食い込んでいます。2位には5月20日に投票のあった大統領選挙の記事が入っています。(予想は完璧にかずれましたが。。)

ページによってPCが多かったり、スマホなどのモバイルデバイスが多かったり、記事内容によってアクセス元のデバイスが変わるのが顕著に表れています。大統領選挙やプロジェクトマネジメントといった内容はPC検索が多いですが、他はモバイルデバイスからのアクセスが多くなっています。

6位のマラウイの伝統的習慣とHIV/AIDSの問題は下記でまとめてもらっているのが大きいです。
・NAVERまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2139315914555334101
・【FX・株式】市況2ちゃんねるまとめ
http://fx2ch.blog.jp/archives/7546785.html

●ページビュー等アクセス


◆ユーザ

・セッション数          1657
・ユーザ数              1368
・ページビュー数      3279
・平均セッション時間 1分17秒
・新規セッション率    77.97%

※同一ユーザがもう一度訪れた場合、セッション数は増えますがユーザ数は増えません。グーグルアナリティクスでは30分以内の再訪ではセッション数は増えません。

◆チャネル

・オーガニックサーチ 1076
・ダイレクト       378
・参照          120
・ソーシャル       83

◆デバイス

・デスクトップ 798
・モバイル   788
・タブレット   71

月間ページが3279と、日にすると100PVを越えるくらいです。取りあえず目標は1万PVなのですが、まだまだ先は長そうです。現状では一訪問(セッション)につき2ページビューが平均ですが、これを増やすことが一つの課題と言えるかもしれません。

チャネルに関して、ソーシャルはネイバーが60、フェイスブックが19、FC2が4になってます。思った以上にフェイスブックが伸びていないです。。ツイッターもやろうかな。参照はブログ村経由です。

デバイスはデスクトップとスマホなどのモバイルが半々となっています。長すぎる記事はモバイルでは読まれにくいような気もしますが、長い記事を書くことが好きなのでどうしたものやらです。

目指せ1万PV!

かつろう

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このブログ、カツカツ日記の1年間の更新数、訪問数、PV数等のまとめと人気記事ランキング。 .75

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このブログ“かつろうのカツカツ日記?国際協力×ビジネス×起業?”は、去年2013年の3月2日より始まりました。

カンボジアやマレーシア、タンザニアやマラウイ等色んな国で記事を書き連ね
なんやかんやで1年以上続けることが出来ました。
お読みいただいた皆様、本当にありがとうございました。

●指標のまとめ

さて今回は番外編と称してこのブログの1年間を振り返りたいと思います。

まず更新回数、訪問数、PV(ページ・ビュー)数の表が下記になります。
訪問数、PV数はグーグルアナリティクスで5月20日より計測を始めたので、切り良く2013年6月?2014年2月までの9か月間の期間のデータを使用したいと思います。

【月毎の更新数、訪問数、PV数】

4月、5月は日本にいる期間が長かったので更新頻度もかなり上がっています。10月にマラウイに赴任してから、特に11月に本配属になってから記事の更新頻度がガクんと落ちてしまいました。。

訪問の構成は下記になります。

【訪問数の構成比率】

検索は、グーグルやヤフーの検索での流入、ダイレクトはブックマークなどで直接流入した数、参照はランキングサイト等からの流入(このブログの場合はブログ村経由がほとんどです)、ソーシャルはフェイスブック等のSNSからの流入です。

検索の流入が一番の53%でした。もっとこの検索流入を増やす必要があると感じます。
またダイレクトが約20%もあったのはとても嬉しいことでした。ブックマークなどをし、直接ブログに入ってくれている人がそれだけいるというのはとても励みになります。

ちなみにブログで需要だろうと思われる他の値は下記です。

  • 訪問別PV           2.0件
  • 訪問時の平均滞在時間   1分19秒

●今後の方向性

出来る限り多くの人にこのブログを読んでほしいと考えています。その為に上記を踏まえたうえでどのようなことを行うべきかを考えました。出来れば月間1万PVを達成できるようなブログになりたいです。

・更新回数を増やす。昨年10月にマラウイに来てから更新頻度がグンと落ちてしまった。。

・記事の質を高める。これにより訪問時の滞在時間を増やす。

・SEO対策をしっかりと行い、検索による流入を増やす。

・レイアウト変更、記事のグループ化、記事の最後に関連おススメ記事のリンクを張ることによって訪問当たりのPVを増やす。

FaceBookページとの連動をもっと強化する。

●記事ランキング

さて最後のこのブログのPV数ベースの人気ランキングを見てみたいと思います。
一番多いのはトップページなのですが、それを除いた個別記事のPVランキングです。

栄えある第1位に輝いたのはプロジェクト管理のリスクと課題についてでした。
これは単に国際協力だけでなく幅広い分野で使われる手法であり、
尚且つそれを探している人はネットで検索しやすいのだろうと思います。

第2位にはなんと、1月に書いたばかりの記事、マラウイがまず貧しい10の理由が踊り出ました。
4位のマイクロファイナンス活用法や6位の教育の欠如なども
新しい記事なのにランクインすることが出来ました。

3位のキベラスラムリポートや7位のNPOの限界などは
個人的にも思い入れの強い記事なのでランクインして嬉しいです。

10位にはなんとダイエット手法が入ってしまいました。。

ランキングを作成しながら思ったのは、良い記事を書けばしっかりと見てもらえるというのは間違いないということです。

この2年間はマラウイに関することが中心になるかとは思いますが、しっかりした記事を書いて行きたいと思いますので、このブログを今後もどうぞよろしくお願い致します。

かつろう

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途上国でよく言われる“教育の欠如”って何なのさ? .72

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国際協力の文脈の中で、この国の発展の為には教育の改善が必要だとか、教育の欠如が国の発展の根底的な足かせになっているとか、そういうことを聞くことがあります。

でも“教育の欠如”って一体どういうことを言うのでしょうか。今回はそのことを少し考えてみました。

●ハードの欠如

教育の欠如といった場合、例えば学校がないということが思い浮かびやすいのではないのでしょうか。勉強を出来る場所がないということです。また他にも机やいすといった備品、理系でいうと実験器具がないというようなハードの欠如が教育の欠如に繋がることがあります。

ちなみにマラウイの理数科教師の方で実験器具の不足を補う為に、理科の実験器具のシェアシステムを構築される活動をされている方もいらっしゃいます。

●出席の欠如

学校があったとしても、そこに通えるかどうかが問題になります。例えば水汲みや兄弟姉妹の世話など、家事の手伝いをしなければなくて学校に通えない、家計を助ける為に物乞いや靴磨きなどの仕事をしないといけないなどがあると思います。またその根底には親が学校に通った経験が少なくて、教育の重要性を認識していなくて子供が学校に通うことが出来ていないということがあると思います。

●ソフトの欠如

学校というハードがあり、出席を出来る環境にあったとしても、ソフトに問題がある場合もあります。例えば教師の質が低い、教師の数が少ないということが考えられます。

例えば下記の記事の中にはこのような記述があります。
2億5000万人の子どもが基礎的な読解能力と数学能力を勉強していないと見積もられています。さらに、そのうち半分は最低でも4年間は学校に通った経験をもっています。”
“An estimated 250 million children are not learning basic reading and maths skills, according to the report, even though half of them have spent at least four years in school. ”
<http://www.theguardian.com/global-development/2014/jan/29/illiteracy-education-young-people-developing-countries>

つまり4年間学校に通っても基礎的な読み書き、算数が出来ないということです。この原因はソフト、つまり教師の質か量が問題ということが出来るのではないでしょうか。

ちなみに青年海外協力隊はこのソフトの問題を解決する為に理数科教師(理科教師、数学教師)の派遣に力を入れています。例えばマラウイでは本人が学校で教えることはもちろん、クラスターと呼ばれるいくつかの学校を集めた地域を巡回して、各学校の教員に対する指導をすることもジョブディスクリプションの一つとなっている場合が多いようです。

●定量、定性データでの問題の考察

教育を良くしようと思った時にそれらハード、ソフト、出席を組み合わせて考える必要があります。
例えば小学校の入学率が80%で卒業率が40%であるなら、出席を継続できるような仕組みを整える必要があるでしょうし、人口と学校の数の比が低いなら学校が必要になるはずです。また単に統計資料だけでは見失うこともあります。例えば入学率が100%だからといって学校を建設する必要がないというわけにはなりません。
一つには統計の信憑性があやしいということもありますが、全体として出ているなら都市と農村どちらも足した平均を出しているということになるからです。(ちなみに入学率が100%を越えることもあります。これは例えば6歳だけでなく、7歳や8歳で入学する人がいるからです。) その場合、農村部に学校建設の必要性があるということも言えるかもしれません。そういった感覚は単に定量的な数字だけでなくて、定性的な知見が示唆を与えることもあります。
(参考:http://hitonowa.blogspot.com/2013_08_01_archive.html)

●まとめ

まとめます。国の教育を改善しようとした場合、まずそれを分解して考える必要があります。例えばハード、ソフト、出席(入学率、卒業率等)等です。それに関する統計的な資料と定性的な感覚を合わせて解決の施策を考える必要があると考えます。

かつろう

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27歳と8か月 .64

今から146年前、高杉晋作はこの世を去った。27歳と8か月という人生だった。

着想と行動力の塊。疾風のように人生を過ごし、世のことを想い、自分の人生を生きて、そして世を去る。

『おもしろきこともなき世をおもしろく』

私は28歳の誕生日を迎える。

果たして今までの自分の人生とはなんだったのか。何を行うことが出来たのか。世に少しでも貢献することが出来たのか。自分に恥じない生き方を貫けたのか。人の事を考えて生きてこれたのか。今死んだとして満足できるのか。燃え尽きるほど生きているのか。

何者かになりたい。何かしたい。死にたくない。

いつもそんなことばかり考えて結局何一つしていない。言い訳はだけはとても達者だ。いつも逃げ道を常に確保している。やらない正当性を持ち続けている。中途半端に器用に生きている。

異国の地で誕生日を迎えることは初めてだ。

その感覚がそもそも間違っている。異国だとか、国単位でものを考える感覚が器の小ささを物語っている。誕生日とかそういったことに捉われていること自体、自分に捉われている。つまるところ、何もやらずに暇だからそんなことを思うのだ。

口先だけではない本質的な人間になりたい。
28歳の抱負。

多言語習得のススメ?学習のシナジーと強みの獲得? .63

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●導入

母国語以外の言語を学習する際には、より多くの言語を習得していた方が有利に勉強できるのではないかと最近思います。

つまり第二、第三、第四外国語と複数の言語を習得すればするほど、新しい言語に関しての学習効率が上がるのではないかと言うことです。

●多言語話者の秘密

アフリカでは数か国語を習得しているという人に出会うことが多いです。例えばケニアであれば、英語、スワヒリ語、自分の部族の言葉で3か国語を話すことが出来たり、フランス語圏の西アフリカ出身の人では、フランス語、英語、スワヒリ語、自分の部族の言葉を話せるという人などがいます。

このような数か国語を習得している人の秘密は、実は上記に上げた学習効率にあるのではないかと思っています。より多くの言語を習得していた方が新しい言語を習得しやすいという仮説です。

●多言語習得のシナジー

今現在マラウイの公用語のひとつであるチェワ語を習っているのですが、下記のように複数言語の相乗効果があると感じています。

チェワ語で“私はヤギを食べることが好きです”は下記になります。
Ndi makonda kudya mbuzi.
Ndiは私、makondaは好き、ku dyaはto eat、mbuziはヤギという意味です。

英語にするとI want to eat a goatとなります。

さて、ここで日本語だけでなく英語、スワヒリ語の知識を持っていると仮定します。

まずは英語から不定詞の表現to eatを使います。ku(to) dya(eat)とただ単語が違うだけで全く同じ形になります。英語の不定詞のルールを知っていればすんなりと理解出来ます。

次にスワヒリ語の知識を使います。mbuziは実はスワヒリ語でもヤギを表します。つまりスワヒリ語を知っていればこの単語はそのまま使えるわけです。他にも例えばチェワ語で1、2、3はmodzi、wiri、tatuといいます。スワヒリ語ではmoja、mbili、tatuといいます。とても似ています。
また単に単語だけでなく、スワヒリ語とチェワ語は母音や子音の発音も似ていると感じます。母音はほとんどローマ字読みで、mやnといった発音が子音の身で語頭に着く場合も多いのです。

他にも例えば中国語でも、漢字の意味は日本語を知っていれば理解することが容易で、文法や語順は英語に近い所も多いので、日本語+英語を知っていれば習得が容易になります。

複数の言語を習得していればそこから文法や単語、発音などを応用することにより理解と記憶がより早く・より正確になるのではないでしょうか。

●多言語習得の本質

そしてもう一つ大切なことは言語を習得した経験を持っていることで、どうすれば言語を習得できるかという方法論を理解出来ている・身に着けているということです。

つまり、単語の覚え方をどうすれば良いのか、発音の習得方法はどのように訓練するのか、実際のコミュニケーションを伸ばす為にはどこでどのように学習すれば良いのか、といった言語習得に関わるハウツーを既に習得しているということです。

もちろんこれは言語習得に限らず学習全体に関しても言えることです。何か他の分野の勉強を突き詰めれば、その勉強法は他の科目・課題にも応用できるでしょう。

●強みの獲得

よく学習曲線は二次曲線を描くというような話を聞くことがあります。数値の正確性はおいておくとしても、学習時間と成果は単に比例するのではなくて、加速度的に縦軸は伸びていくのは正しいのだと感じます。それはこのような学習の転化、転用、応用が働いているためだと思われます。

他にもブレークスルーを迎える為には10000時間以上同じことをやり続ける必要があるとういようなことも聞いたことがあります。よく聞く最低でも3年間は仕事を続けろというのもこれを根拠にしているということが言えるかもしれません。激務めに働けば3年間で10000時間の労働時間を突破します。

二次曲線にせよ、ブレークスルーにせよ、突き抜けて成果を上げる為にはやってやってやりまくって、二次曲線がぐわんと上に曲がる所とか、ブレークスルーするティッピングポイントとかを突破しないといけないのでしょう。そこを超えることが出来れば周りとはちょっとやそっとでは埋まらない差、つまり強みを獲得することが出来るではないでしょうか。

話がそれまくったので今回はこの辺で終わります。

かつろう

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僕が勉強をする理由 .52

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青年海外協力隊の派遣前研修で福島県は二本松市に缶詰状態の日々を送っています。朝から晩まで思う存分に英語を勉強出来ているので本当に幸せだなと感じます。

何故僕は勉強をするのか。
今回は僕が勉強をする理由を下記にまとめてみました。

●成長の実感
一つ目は成長を感じることが出来るからです。英語のリスニングが出来るようになったり、今まで使えなかったフレーズを自然に口から出せるようになったり、専門用語を問題なく読み下せるようになってきたりといった成長を感じることがとても嬉しいのです。どんなものであれ、自分の成長に充足感を強く感じます。

●勉強できることのありがたみ
二つ目は勉強を出来ることのありがたみを感じているからです。僕は新卒で会社に勤め、そして辞めました。よく言われることですが、一度就職をしてみて時間の貴重さを身に染みて感じることが出来ました。日々朝から晩まで全力で働いていると本当にほかに何かをする時間も労力もなくなります。何かを学びたくても、物理的にも精神的にも本当に無理なのです。そのような経験をすることにより、勉強出来ることの価値を体で覚えることが出来ました。実務に追われず集中して勉強できる期間というのは本当の本当に貴重なのです。

●目的意識
三つ目は目的意識です。なんの為に勉強をするのか。何の為に英語を学ぶのか。その答えを少しずつ明確に意識できるようになってきています。僕の英語が少しでも向上することで、世界を少しでも良く出来る。少しでもリスニングやスピーキングが上達することで、一つでも多くの命を救うことが出来る。その目的意識が勉強する気持ちをドライブしています。

●勉強をする責任
最後は途上国の人たちに対する責任です。国際協力に関わる色々な場で、教育が大切だという声を聴きますし、僕自身も教育が大切だという旨の発言をすることがあります。教育が大切だと言っているのに自分自身は勉強をしない。そのような自分の発言に説得力があるでしょうか。そのような自分の人格を信じてもらえるでしょうか。

タンザニアでは草むらで勉強をしている光景が見られます。勉強する場所がないからです。街灯の下で勉強している光景もよく見られます。家や教室に電気がないからです。

もし自分がこんなに恵まれている環境で目一杯勉強をしなかったらそんな彼らに対して申し開きが出来ない。彼らに対して勉強や教育の大切さを話すことが出来なくなってしまう。教育は国を発展させ、勉学は個人を独立させるということを何の後ろめたさもなく彼らに伝えたいのです。

僕は明日も勉強をする。世界を良くする為に

かつろう

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