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このブログ、カツカツ日記の1年間の更新数、訪問数、PV数等のまとめと人気記事ランキング。 .75

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このブログ“かつろうのカツカツ日記~国際協力×ビジネス×起業~”は、去年2013年の3月2日より始まりました。

カンボジアやマレーシア、タンザニアやマラウイ等色んな国で記事を書き連ね
なんやかんやで1年以上続けることが出来ました。
お読みいただいた皆様、本当にありがとうございました。

●指標のまとめ

さて今回は番外編と称してこのブログの1年間を振り返りたいと思います。

まず更新回数、訪問数、PV(ページ・ビュー)数の表が下記になります。
訪問数、PV数はグーグルアナリティクスで5月20日より計測を始めたので、切り良く2013年6月~2014年2月までの9か月間の期間のデータを使用したいと思います。

【月毎の更新数、訪問数、PV数】

4月、5月は日本にいる期間が長かったので更新頻度もかなり上がっています。10月にマラウイに赴任してから、特に11月に本配属になってから記事の更新頻度がガクんと落ちてしまいました。。

訪問の構成は下記になります。

【訪問数の構成比率】

検索は、グーグルやヤフーの検索での流入、ダイレクトはブックマークなどで直接流入した数、参照はランキングサイト等からの流入(このブログの場合はブログ村経由がほとんどです)、ソーシャルはフェイスブック等のSNSからの流入です。

検索の流入が一番の53%でした。もっとこの検索流入を増やす必要があると感じます。
またダイレクトが約20%もあったのはとても嬉しいことでした。ブックマークなどをし、直接ブログに入ってくれている人がそれだけいるというのはとても励みになります。

ちなみにブログで需要だろうと思われる他の値は下記です。

  • 訪問別PV           2.0件
  • 訪問時の平均滞在時間   1分19秒

●今後の方向性

出来る限り多くの人にこのブログを読んでほしいと考えています。その為に上記を踏まえたうえでどのようなことを行うべきかを考えました。出来れば月間1万PVを達成できるようなブログになりたいです。

・更新回数を増やす。昨年10月にマラウイに来てから更新頻度がグンと落ちてしまった。。

・記事の質を高める。これにより訪問時の滞在時間を増やす。

・SEO対策をしっかりと行い、検索による流入を増やす。

・レイアウト変更、記事のグループ化、記事の最後に関連おススメ記事のリンクを張ることによって訪問当たりのPVを増やす。

FaceBookページとの連動をもっと強化する。

●記事ランキング

さて最後のこのブログのPV数ベースの人気ランキングを見てみたいと思います。
一番多いのはトップページなのですが、それを除いた個別記事のPVランキングです。

栄えある第1位に輝いたのはプロジェクト管理のリスクと課題についてでした。
これは単に国際協力だけでなく幅広い分野で使われる手法であり、
尚且つそれを探している人はネットで検索しやすいのだろうと思います。

第2位にはなんと、1月に書いたばかりの記事、マラウイがまず貧しい10の理由が踊り出ました。
4位のマイクロファイナンス活用法や6位の教育の欠如なども
新しい記事なのにランクインすることが出来ました。

3位のキベラスラムリポートや7位のNPOの限界などは
個人的にも思い入れの強い記事なのでランクインして嬉しいです。

10位にはなんとダイエット手法が入ってしまいました。。

ランキングを作成しながら思ったのは、良い記事を書けばしっかりと見てもらえるというのは間違いないということです。

この2年間はマラウイに関することが中心になるかとは思いますが、しっかりした記事を書いて行きたいと思いますので、このブログを今後もどうぞよろしくお願い致します。

かつろう

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途上国でよく言われる“教育の欠如”って何なのさ? .72

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国際協力の文脈の中で、この国の発展の為には教育の改善が必要だとか、教育の欠如が国の発展の根底的な足かせになっているとか、そういうことを聞くことがあります。

でも“教育の欠如”って一体どういうことを言うのでしょうか。今回はそのことを少し考えてみました。

●ハードの欠如

教育の欠如といった場合、例えば学校がないということが思い浮かびやすいのではないのでしょうか。勉強を出来る場所がないということです。また他にも机やいすといった備品、理系でいうと実験器具がないというようなハードの欠如が教育の欠如に繋がることがあります。

ちなみにマラウイの理数科教師の方で実験器具の不足を補う為に、理科の実験器具のシェアシステムを構築される活動をされている方もいらっしゃいます。

●出席の欠如

学校があったとしても、そこに通えるかどうかが問題になります。例えば水汲みや兄弟姉妹の世話など、家事の手伝いをしなければなくて学校に通えない、家計を助ける為に物乞いや靴磨きなどの仕事をしないといけないなどがあると思います。またその根底には親が学校に通った経験が少なくて、教育の重要性を認識していなくて子供が学校に通うことが出来ていないということがあると思います。

●ソフトの欠如

学校というハードがあり、出席を出来る環境にあったとしても、ソフトに問題がある場合もあります。例えば教師の質が低い、教師の数が少ないということが考えられます。

例えば下記の記事の中にはこのような記述があります。
2億5000万人の子どもが基礎的な読解能力と数学能力を勉強していないと見積もられています。さらに、そのうち半分は最低でも4年間は学校に通った経験をもっています。”
“An estimated 250 million children are not learning basic reading and maths skills, according to the report, even though half of them have spent at least four years in school. ”
<http://www.theguardian.com/global-development/2014/jan/29/illiteracy-education-young-people-developing-countries>

つまり4年間学校に通っても基礎的な読み書き、算数が出来ないということです。この原因はソフト、つまり教師の質か量が問題ということが出来るのではないでしょうか。

ちなみに青年海外協力隊はこのソフトの問題を解決する為に理数科教師(理科教師、数学教師)の派遣に力を入れています。例えばマラウイでは本人が学校で教えることはもちろん、クラスターと呼ばれるいくつかの学校を集めた地域を巡回して、各学校の教員に対する指導をすることもジョブディスクリプションの一つとなっている場合が多いようです。

●定量、定性データでの問題の考察

教育を良くしようと思った時にそれらハード、ソフト、出席を組み合わせて考える必要があります。
例えば小学校の入学率が80%で卒業率が40%であるなら、出席を継続できるような仕組みを整える必要があるでしょうし、人口と学校の数の比が低いなら学校が必要になるはずです。また単に統計資料だけでは見失うこともあります。例えば入学率が100%だからといって学校を建設する必要がないというわけにはなりません。
一つには統計の信憑性があやしいということもありますが、全体として出ているなら都市と農村どちらも足した平均を出しているということになるからです。(ちなみに入学率が100%を越えることもあります。これは例えば6歳だけでなく、7歳や8歳で入学する人がいるからです。) その場合、農村部に学校建設の必要性があるということも言えるかもしれません。そういった感覚は単に定量的な数字だけでなくて、定性的な知見が示唆を与えることもあります。
(参考:http://hitonowa.blogspot.com/2013_08_01_archive.html)

●まとめ

まとめます。国の教育を改善しようとした場合、まずそれを分解して考える必要があります。例えばハード、ソフト、出席(入学率、卒業率等)等です。それに関する統計的な資料と定性的な感覚を合わせて解決の施策を考える必要があると考えます。

かつろう

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おススメTED その2後編~HIVの感染率と輸出量の関係~ .67

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前回(http://hitonowa.blogspot.com/2013/11/vol66-ted2hiv.html)に引き続き経済学者Emily OsterがTEDで行ったHIV/AIDSに関するスピーチをご紹介します。

前回は平均寿命の短さがアフリカでHIV予防活動が進まないことに繋がっているという内容をご紹介しましたが、今回はHIVの感染と経済(特に輸出)との関連について書きたいと思います。


http://www.ted.com/talks/emily_oster_flips_our_thinking_on_aids_in_africa.html

●輸出とHIV感染率には正の相関がある

アフリカでHIVの感染率を大幅に下げることが出来た政策として有名なのがウガンダで行われたABCキャンペーンです。Aはabstain自制する・禁欲する、Bはbe faithful誠実な・貞節な、Cはuse condomsを表します。
ウガンダでは90年代にこれが行われ感染率が実に15%から6%に落ちたのです。この成功を受けてケニヤやタンザニア、南アフリカもこれに倣った施策を行ったりしています。

ところで、伝染病の研究者はトラックのドライバーや移民の間では感染率が高くなるということを主張しています。船乗りよろしく、トラックドライバーも行く先々で女性を買ったりしていることもあると考えられます。セックスワーカーの感染率が高いことを考えればドライバーの感染率が高く、そしてドライバーが媒介となる可能性が高いと考えられます。交通が集中する所では感染が広まりやすいのです。

実はウガンダのABCキャンペーンと時を同じくして起こったウガンダの経済変化がありました。輸出量の激減です。同国の主要輸出品であるコーヒーが、価格の下落を受けて、急激に輸出量を下げたのです。
HIVの感染率と輸出量は正の相関をたどりました。ウガンダでは、輸出の減少に合わせて感染率が下がった数年後、輸出量が増えるにしたがってHIVの感染も増加していきます。

【緑線が輸出量で赤線が新規のHIV感染数。横軸は経年。上がり下がりが相関している。】

輸出とHIV感染は正の相関を持っているのです。輸出量が2倍増えれば、HIV感染は4倍になるとスピーカーは言及しています。トラックドライバーのことを考えれば特に陸路での輸出の場合大きく関係するのではないかと思います。もちろん相関関係と因果関係は違いますが、両者の間には輸出⇒新規HIV感染の因果関係があると考えられます。
この関係性を知っていれば、輸出と感染の政策を包括的に考えることが出来るようになります。例えば感染率が高い地域への輸出が増大する場合、感染が増えることを考えて事前に対策を打つことが出来ます。

もちろんABCキャンペーンの効果が全くなかったというわけではありません。ただこの政策の効果の内25-50%くらいは輸出量の減少に帰する可能性があるということです。政策の効果が半減するかもしれないという情報を知っていればキャンペーンに投入する金額を他のプロジェクト、(例えば妊産婦死亡率を減らしたら、男子の割礼を推奨したり、)に投入するという選択肢も考えられるわけです。最も効率の良い予算の使い方を考えることが出来るのです。

長期的な視点で見れば、輸出の増大や経済発展は貧困を削減し、HIV感染率を減らすことにいい影響を与えることは間違いありません。しかし短期的に見た場合それがHIV感染率の増加に繋がる可能性もあるのです。

●まとめ

前回は寿命とHIV予防行動の関係について書きました。寿命が短いと死を回避する行動をとるインセンティブが低いということです。言い換えれば他の保健分野、例えばマラリアや妊産婦死亡率等の問題を改善することで平均寿命が延び、HIV予防に対する行動も促進されるということです。
今回は輸出量とHIV感染率が正の相関関係にあるということを見てきました。

これらからわかることはHIV/AIDSの問題を解決するためには単にHIVの事だけを考えていてはだめだということです。他の保健分野や経済分野なども考慮に入れなければならないということです。もちろんHIVに限らず全ての問題にはつながりがあり包括的に取り組まないといけないのだと思います。

そのような包括的な問題解決のアプローチをとる為にはスペシャリストとジェネラリストどちらの力も必要なのではないかと思います。ここを見るには専門的な知見が必要になりますし、全体を見るには国際協力、医療、経済等を統合して見、バランスを取る能力が求められます。

そうだとすると国際協力の分野でもジェネラリストとして、ますますMBA取得やビジネス・マネジメント経験といったものが重視されるようになるのかもしれません。
(参考:【Vol.37 国連で働く上でMBAは価値を持つのか】http://hitonowa.blogspot.com/2013/06/vol37-mba.html)

かつろう

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おススメTED その2前編~アフリカでHIVが減らない理由~ .66

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●導入

今回のTED紹介はHIVに関するとても興味深い話です。内容が濃いので二回に分けてご紹介します。

スピーカーのEmily Osterはハーバード大学でPh.D.を取得後シカゴ大学で准教授になっている経済学者です。ちなみに両親ともにイェール大学の経済学の教授とのこと。

HIV対策を考える為には、マラリアや妊産婦死亡率等他の保健分野の問題や、輸出という経済分野の問題も同時に考慮に入れなければならないということをデータをもとにわかり易く説明しています。
彼女のスピーチより今回は他の保健分野との関係を、次回は輸出という経済分野との関係について書きたいと思います。


http://www.ted.com/talks/emily_oster_flips_our_thinking_on_aids_in_africa.html

●アフリカでHIVの感染率が減らない理由

  アフリカでHIVの感染率が減らない理由はなんなのでしょうか。色んなパターンが考えられると思います。例えばそもそもHIVに対する知識が足りない場合、HIVに対しての知識は持っていても防止策を取れない場合(コンドームの入手が困難・価格が高価等)、HIVに対しての知識は持っていても防止策を取らない場合(男性主導で使用しない、伝統的慣習として使用しない等)があると考えられます。もちろんこれらの複合要因であると考えられますし、地域によって違いは大きいと考えられます。

スピーカーは一つの実証データを紹介しています。80年代のアメリカのゲイの間で行われた調査では、過去二か月間に一人以上の人とコンドームを付けないセックスをしましたかという問いかけの答えが啓発活動により数年間で88%から55%に下がりました
しかしアフリカではそうではありません。90年代から2000年代にかけて独身男性と既婚男性を対象にして行われた調査ではセックスの行動に対する大きな変化は見られませんでした
様々なキャンペーンが行われて人々の知識は増えているはずなのにアフリカでは行動の変化がおこりません。何故なのでしょうか。

スピーカーは投資に対するインセンティブという経済学者の視点から説明をしています。例えばプログラマーを想定します。来週バージョン10がリリースされるのに、今現在のバージョン9に対して新しい機能を加えるインセンティブは働きません。ジムにいって運動をしたり、健康に良いものを食べたりするのは将来の生活があるからです。明日死ぬのに健康に気を遣ったりはしないはずです。

HIV予防の行動に対するインセンティブを、寿命を使って説明しています。つまりアメリカでは寿命が長く、アフリカでは寿命が短いので、アフリカではHIV予防に対する行動を行って得られる見返り(残りの人生)が少ないのです。アフリカでは平均寿命が40代~50代である場合も少なくありません。例えば、今30歳と仮定してみます。あと10年、20年しか生きられないのとあと50年も生きられるのとでは、このような行動変化を起こすモチベーションの違いに大きな差がでるということを理解できるのではないでしょうか。

スピーカーはこの仮説に対する実証データとして、マラリアの流行具合とHIV予防に対する行動変化の関係を上げて説明しています。
マラリアが流行している地域ほど寿命が少なくなると考えることが出来ます。つまりマラリアが流行していない地域ほど、HIVが流行した場合に人々は行動を変えるはずだということです。
それを下記のようにグラフを用いて実証しています。

【縦軸:セックスパートナー数。横軸:HIVの流行度合。赤線:高マラリア流行地域。緑線:中マラリア流行地域。青線:低マラリア流行地域。マラリアの流行が低い地域ではHIV感染が広がるにつれてセックスパートナーの数が少なくなっているのがわかる。】

マラリアが流行していない地域(寿命が長い地域)では、HIVの流行率が高いほど、セックスパートナーの数は減少しています。逆にマラリアが流行している地域(平均寿命が短い地域)ではHIVの流行率が高くなってもセックスパートナーの数は減りません。むしろ増加傾向にあります。
もちろんこれはマラリアの流行だけでなく、妊産婦死亡率等その他の寿命に関わる数値とも関係するはずだと考えられます。死のリスクが高い地域では他のリスクに対しても鈍感で、行動変化を起こしにくいということが言えます。

まとめます。寿命が短いアフリカの地域では人はたとえHIVについての正しい知識を持って、リスクを知っていたとしても、防止策を取るインセンティブが働きにくいということです。

この仮説はHIVの流行を減らす政策を講じる上でとても重要なインプリケーションを含んでいます。
つまりHIVの流行を減らそうと思った時に、単に啓発活動等のHIVに関連する施策を講じるだけでは不十分ということです。マラリア対策や妊産婦死亡率低減対策などを同時に講じることによって寿命が高まり、人々がHIV予防に対しての行動を変化させるようになるということです。

●考察

寿命というものを軸に他の保健分野との関わりの重要性を説いた内容でしたが、個人的には目からうろこでした。
マラウイの状況について包括的に考えてみたいと思います。HIVが減らないのには上記に書いたようにいくつかのパターンが考えられます。

・仮説1,HIVに対する知識がない
・仮説2,HIVに対する知識はあるが対策を取ることが出来ない(can’t)
・仮説3,HIVに対する知識はあるが対策をとらない(don’t)

【仮説1】
今現在私がいるマラウイでも色々と話を聞いていると、村レベルであってもそれなりにHIVに対する知識を持っているようです。しかし、仮説3でも言及しますが若年層に関しては知識を持っていない場合もあります。この仮説は一部支持されると言えます。

【仮説2】
コンドームは政府系の病院や医療機関であれば無料で配布されます。また市販されているものもそこまで金額が高いものではありません。金銭的な入手困難性は低いと考えられます。しかしruralエリアであれば、病院や医療機関、薬局へのアクセスが悪い地域もあります。この2番目の仮説に関しても一部支持されるということが言えます。

【仮説3】
この仮説が一番強く支持されると考えられます。

・伝統的習慣の問題
<Vol.61 マラウイの伝統的習慣とHIV/AIDS問題 http://hitonowa.blogspot.com/2013/10/vol61-hivaids.html>

・性別のパワーバランスの問題
男性の力が女性に比べて強く、もし女性の方からコンドームの使用を申し出た場合、お前は娼婦かというに言われたりするらしいです。快楽の観点から男性はコンドームを使いたがらないことがあります。

・若年層のセックスの問題
10代前半の若い世代からセックスを始めることが多いようです。そしてこれはHIVに対する知識がない中でのセックスや、知識があってもコンドームを使わないというようなリスク判断がない中でのセックスに繋がります。これはpeer pressureといってセックスをしてないとかっこ悪いという仲間内の圧力が大きかったりするようです。また若年層の間ではHIVにかかることよりも、妊娠することの方がカッコ悪くて、大きなリスクだと考えているようです。HIVは罹患しても外見的にはわからず、すぐには症状も出ませんが、妊娠はすぐに外見でばれ、男性も子どもがいるという事実が10か月後に起こり、周りからバカにされたりすることが理由となっているようです。

上記に加えて私の中で新しく下記が加わりました。

・寿命の問題
アフリカでは寿命が短いので、HIV予防に対する行動を変えるインセンティブが働きにくい。

この3番目の仮説が強く支持されると個人的には考えています。HIVの感染率を抑える為にはこの3番目の仮説に元づいた対策を取ることが最も効果的ではないかと考えます。

●まとめ

つまり単に啓発・教育キャンペーン(仮説1に基づく)やコンドームの無償提供(仮説2に基づく)といった政策は大きな効果は持たないと考えられます。
仮説3に基づき、伝統的習慣の法的な禁止と徹底した実施、女性のエンパワーメント、若年層への啓発、他の保健分野の改善による寿命を延ばす施策、そういったことを行っていくことがマラウイのHIV感染率を減らす為に本当に効果的な施策なのではないでしょうか。

そしてさらに経済面の政策とも合わせてHIV予防策を講じる必要性があるのです。それについては次回説明します。
⇒後編へ(http://hitonowa.blogspot.com/2013/11/vol67-ted2hiv.html)

かつろう

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男性の割礼とHIV/AIDS予防 .65

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◆今回は下記に貼ったリンク先を訳して記事を書いているので気になった部分は原文を参照してください。◆

割礼と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。アフリカ等で行われる伝統的な性器切除というイメージを強いのではないでしょうか。伝統的なものとして男性の場合は包皮切除、女性の場合は外性器の切除や膣の入り口の縫合等を言います。

実は男性の割礼がHIVを防ぐ手段として効果があると認められているのです。UNAIDSやWHOもこれを奨励しています。

僕が青年海外協力隊として配属されているPSI(Population Service International) MalawiにもHIVの部署の中にVMMCという部門があります。これはVoluntary Medical Male Circumcisionのことで任意の元に医療行為として行われる男性の割礼のことです。

●男子割礼とは

包皮切除のことを言います。包茎手術と同じようなものだと考えられます。ペニスを覆っている皮の部分を取り払うということです。

●具体的な研究結果

アフリカで1万人以上を調査した研究があります。まず対象者を2つのグループに分けます。片方のグループには割礼を行います。もう一つのグループには行いません。どちらのグループにもHIV予防についてのカウンセリング等を行います。そしてそれぞれのグループのHIV感染率を追跡調査します。結果は下記のようになります。

・南アフリカ
対象者:3274人
結果 :割礼をした人の感染率が、割礼していない人に比べて60%低かった。

・ケニア
対象者:2784人
結果 :割礼した人の感染率が、割礼していない人に比べて53%低かった。

・ウガンダ
対象者:4996人
結果 :割礼した人の感染率が、割礼していない人に比べて51%低かった。

ケニヤとウガンダでは結果が明白なのにこれ以上非倫理的な実験を続ける必要はないと、途中でリサーチが中止されたようです。
どちらにせよ最大で60%、少なくとも50%はHIVの感染が防げるという結果が1万人以上を対象にした研究で出ているということです。

●男子割礼がHIVを防ぐ原理

・包皮内にはT細胞が残る。
HIVはT細胞等の免疫細胞細胞に感染して破壊し、免疫機能を奪うウィルスです。包皮が残っている状態では、包皮の内側にT細胞が残っており、そこにHIVが感染するようです。

・性器潰瘍のリスクを減らせる。
包皮切除によって性器が潰瘍になるリスクを減らせるようです。そしてこの潰瘍はHIVに感染するリスクを高めます。つまり潰瘍のリスクを減らすことでHIVのリスクを減らせるのです。また他の性感染症のリスクも減らせます。

・粘膜の表面積を減らせる
粘膜についた傷からもHIVは感染します。そして包皮が残っていると包皮の内側等、傷がついて感染のリスクを高める粘膜の面積が多いということになります。面積を減らせることによって感染の可能性を減らせるということだと思われます。

他にも包皮が取り除かれ亀頭の粘膜が角質化する為、等の理由もあるようです。いずれにせよ複合的な要因によってリスクが低減されているものと考えられます。

●女性や男性同士のセックスと割礼

上で見てきたように、女性から男性への感染は割礼によって防げます。しかし男性から女性への感染率については効果があまりないようです。男性同士のセックスについても、受け入れる方から挿入する方への感染リスクは低減できるようですが、その逆に関しては効果が見られないと考えられます。

しかし直接的に感染のリスクを低減することが出来なかったとしても、割礼によってHIVに感染している男性の数が減ることによって、二次的に女性に対する感染のリスクが低くなるということは言えます。

●まとめ

包皮切除は一度行えば、永続的に効果を持つ対策であるという面では大きな利点を持っていますが、根本的な感染を防ぐ対策にはなりません。もちろんコンドームに比べれば効果は少ないです。
逆に、包皮切除を行えばHIVに感染しなくなる、だからコンドームを使わなくてもいいんだと曲解する人も出てくる可能性があります。その場合は感染症だけではなくて妊娠のリスクも高めてしまうことになります。

単に割礼を広めるということを行うだけでなく、HIVと割礼に対する正しい理解や他の予防策、そしてファミリープランリングといった他の課題とのリンクなども考えて包括的にプロジェクトを組み立てる必要があるようです。

この包皮切除とHIV予防の関係は日本ではあまり語られていないように思います。恥ずかしながら僕もここ数か月前まではしりませんでした。
先進国で唯一HIV感染率が高まっているという日本においてもこの包皮切除は一つの有効な対策になる可能性を秘めていると考えられます。包皮切除手術の保険の適応範囲を広げる等して奨励する対策を打てば効果が出るのではないでしょうか。
かつろう

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27歳と8か月 .64

今から146年前、高杉晋作はこの世を去った。27歳と8か月という人生だった。

着想と行動力の塊。疾風のように人生を過ごし、世のことを想い、自分の人生を生きて、そして世を去る。

『おもしろきこともなき世をおもしろく』

私は28歳の誕生日を迎える。

果たして今までの自分の人生とはなんだったのか。何を行うことが出来たのか。世に少しでも貢献することが出来たのか。自分に恥じない生き方を貫けたのか。人の事を考えて生きてこれたのか。今死んだとして満足できるのか。燃え尽きるほど生きているのか。

何者かになりたい。何かしたい。死にたくない。

いつもそんなことばかり考えて結局何一つしていない。言い訳はだけはとても達者だ。いつも逃げ道を常に確保している。やらない正当性を持ち続けている。中途半端に器用に生きている。

異国の地で誕生日を迎えることは初めてだ。

その感覚がそもそも間違っている。異国だとか、国単位でものを考える感覚が器の小ささを物語っている。誕生日とかそういったことに捉われていること自体、自分に捉われている。つまるところ、何もやらずに暇だからそんなことを思うのだ。

口先だけではない本質的な人間になりたい。
28歳の抱負。

多言語習得のススメ~学習のシナジーと強みの獲得~ .63

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●導入

母国語以外の言語を学習する際には、より多くの言語を習得していた方が有利に勉強できるのではないかと最近思います。

つまり第二、第三、第四外国語と複数の言語を習得すればするほど、新しい言語に関しての学習効率が上がるのではないかと言うことです。

●多言語話者の秘密

アフリカでは数か国語を習得しているという人に出会うことが多いです。例えばケニアであれば、英語、スワヒリ語、自分の部族の言葉で3か国語を話すことが出来たり、フランス語圏の西アフリカ出身の人では、フランス語、英語、スワヒリ語、自分の部族の言葉を話せるという人などがいます。

このような数か国語を習得している人の秘密は、実は上記に上げた学習効率にあるのではないかと思っています。より多くの言語を習得していた方が新しい言語を習得しやすいという仮説です。

●多言語習得のシナジー

今現在マラウイの公用語のひとつであるチェワ語を習っているのですが、下記のように複数言語の相乗効果があると感じています。

チェワ語で“私はヤギを食べることが好きです”は下記になります。
Ndi makonda kudya mbuzi.
Ndiは私、makondaは好き、ku dyaはto eat、mbuziはヤギという意味です。

英語にするとI want to eat a goatとなります。

さて、ここで日本語だけでなく英語、スワヒリ語の知識を持っていると仮定します。

まずは英語から不定詞の表現to eatを使います。ku(to) dya(eat)とただ単語が違うだけで全く同じ形になります。英語の不定詞のルールを知っていればすんなりと理解出来ます。

次にスワヒリ語の知識を使います。mbuziは実はスワヒリ語でもヤギを表します。つまりスワヒリ語を知っていればこの単語はそのまま使えるわけです。他にも例えばチェワ語で1、2、3はmodzi、wiri、tatuといいます。スワヒリ語ではmoja、mbili、tatuといいます。とても似ています。
また単に単語だけでなく、スワヒリ語とチェワ語は母音や子音の発音も似ていると感じます。母音はほとんどローマ字読みで、mやnといった発音が子音の身で語頭に着く場合も多いのです。

他にも例えば中国語でも、漢字の意味は日本語を知っていれば理解することが容易で、文法や語順は英語に近い所も多いので、日本語+英語を知っていれば習得が容易になります。

複数の言語を習得していればそこから文法や単語、発音などを応用することにより理解と記憶がより早く・より正確になるのではないでしょうか。

●多言語習得の本質

そしてもう一つ大切なことは言語を習得した経験を持っていることで、どうすれば言語を習得できるかという方法論を理解出来ている・身に着けているということです。

つまり、単語の覚え方をどうすれば良いのか、発音の習得方法はどのように訓練するのか、実際のコミュニケーションを伸ばす為にはどこでどのように学習すれば良いのか、といった言語習得に関わるハウツーを既に習得しているということです。

もちろんこれは言語習得に限らず学習全体に関しても言えることです。何か他の分野の勉強を突き詰めれば、その勉強法は他の科目・課題にも応用できるでしょう。

●強みの獲得

よく学習曲線は二次曲線を描くというような話を聞くことがあります。数値の正確性はおいておくとしても、学習時間と成果は単に比例するのではなくて、加速度的に縦軸は伸びていくのは正しいのだと感じます。それはこのような学習の転化、転用、応用が働いているためだと思われます。

他にもブレークスルーを迎える為には10000時間以上同じことをやり続ける必要があるとういようなことも聞いたことがあります。よく聞く最低でも3年間は仕事を続けろというのもこれを根拠にしているということが言えるかもしれません。激務めに働けば3年間で10000時間の労働時間を突破します。

二次曲線にせよ、ブレークスルーにせよ、突き抜けて成果を上げる為にはやってやってやりまくって、二次曲線がぐわんと上に曲がる所とか、ブレークスルーするティッピングポイントとかを突破しないといけないのでしょう。そこを超えることが出来れば周りとはちょっとやそっとでは埋まらない差、つまり強みを獲得することが出来るではないでしょうか。

話がそれまくったので今回はこの辺で終わります。

かつろう

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海外に行く人には絶対に知っておいて欲しい文化ギャップ .58

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先日英語の授業中に面白いやり取りがあったのでご紹介します。
海外に行く方には是非とも読んで頂きたい文化ギャップの話です。

オーストラリアの大学に留学をしていた女の子のクラスメイトの話。
知り合ったばかりの男の子にこういったそうだ。

『マット・デイモンみたいでかっこいいね!』

これを聞いた男の子はそれ以降、女の子を冷たくあしらうようになったそうだ。

何故だかわかりますか?

男の子はマット・デイモンをかっこよくないと思っていたから?
(※個人的にはマット・デイモンはとてもとても大好きです。グッドウィルハンティングとか本当に名作。)
俳優に似ていると言われるのはオーストラリアでは不名誉なことだから?
外見について言及することは失礼に当たるから?

どれも違います。

実は“気がある”と思われたからなんです。

アメリカのモンタナ出身の先生が解説してくれました。
アメリカやオーストラリアといった欧米圏では外見を褒めたりすることは、私はあなたとデートがしたいという意思表示にとられてしまうということでした。これは女性から男性でも男性から女性でも同じとのこと。同性間でも同じ意味を持つかもしれないとのことでした。先生はchasing(追っかける)という単語を使っていました。

日本ではどうでしょうか。外見を褒めたりすることはとても自然なコミュニケーションの一つの場合が多いと思います。もちろん表現によってはハラスメントになりますが。

例えば、今日の服はめっちゃ似合ってるねとか、いつも通りイケメンやねとか、目が魅力的だねとか、そういった外見を褒めることは友好の意思表示をしているにすぎない場合が多いと思います。同性間であってもそういった内容のコミュニケーションを取ることがあります。

海外で日本の女性が軽いと思われているという話を聞くのも、実はこの文化の違いが誤解を与えているのかもしれません。ただ相手と良好な関係を築きたいから外見を褒めているだけなのに、誰にも彼にも声をかけて異性を追っかけているというように思われてしまっているのかもしれません。

アジアやアフリカの途上国では外見を褒めるということがどのように解釈されるのかは定かではありませんが、欧米の植民地であったりした影響で同じような解釈をする地域がある可能性は否定できません。

気があると取られたり、ハラスメントと取られたり、何れにせよ海外で外見に言及する際にはとても慎重になる必要があるようです。

かつろう

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途上国の統計データの集め方 .56

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途上国に関しての統計的なデータを収集するにはどうすれば良いかのでしょうか。

僕自身もこれを専業にしているわけではないので大したことは書けませんが、現時点で把握している情報検索方法をまとめてみます。

  • 国家のソース
    • その途上国の各省庁が発表しているデータを参考にすします。
      例えばカンボジアで観光関係の情報が欲しければ下記に行ってみます。
      Ministry Of Tourism Of Cambodia
      (http://www.tourismcambodia.org/mot/index.php?view=statistic_report)
    • また下記フィリピンのように統計局がデータを持っている場合もあります。
      Republic of the Philippines National Statistics Office
      (http://www.census.gov.ph/)
  • その他
    • CIA The World Factbook
      (https://www.cia.gov/library/publications/the-world-factbook/
      アメリカ中央情報局が出している情報。各国の情報がまとまっているます。
    • ウィキペディア
      ウィキペディア本文にある情報はもちろんのこと、一番最後にまとめてある外部リンクから参考になるソースを探すことが出来ます。
    • Google
      いわずとしれた大先生。

さて最後にまとめです。

まず途上国自身が出している統計情報ですがこれをそのまま鵜呑みにするわけにはもちろん行きません。情報の正確性に関しては疑う余地が多々ありますので、情報の取捨選択に慎重になりましょう。

また国際機関が出している情報に関してもそのまま全てを信じるわけにはいきません。例えばUNICEFが出しているガーナの情報を見てみましょう。
(http://www.unicef.org/infobycountry/ghana_statistics.html)

小学校の入学率(Primary school net enrolment ratio (%) 2008-2011)は84%となっています。中学の入学率(Secondary school participation, Net enrolment ratio (%) 2008-2011)は男性で51%、女性で47%とあります。少なくとも半数は6年生を卒業しているということになります。

実際にガーナの農村部で2年間活動をされた協力隊員の方にお話を聞きましたが、この数字に関してはとても違和感を覚えたとのことでした。活動をされていた地域では子どもも含めほとんどの方が識字能力を有していなかったそうです。そして子どもはほとんど学校に行っていなかったそうです。

ここで二つの仮説が成り立ちます。
一つ目はこの数字自体の信憑性が低いということ、もう一つは都市部と農村部との格差が大きく、例えば中学入学率が都市部ではほぼ100%、農村部ではほぼ0%、平均すると50%のような構造があるということです。

もちろん後者の格差もあるのでしょうが、現地に行かれた所感ではやはり数字に対しての違和感を覚えるとのことでした。

その方はそういった保健関係の統計データを集める為に足で稼いで聞いて回ったとのことでした。

統計データはマクロに物事を考えたり把握したりするのにはもってこいですが、やはりどこかで現実と離れる可能性があります。

統計データを参考にしつつ、実際のプロジェクトやビジネスを行う際には自らの足で稼ぐ生の情報をベースにするというのがバランスのよい情報の集め方ではないでしょうか。

かつろう

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僕が勉強をする理由 .52

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青年海外協力隊の派遣前研修で福島県は二本松市に缶詰状態の日々を送っています。朝から晩まで思う存分に英語を勉強出来ているので本当に幸せだなと感じます。

何故僕は勉強をするのか。
今回は僕が勉強をする理由を下記にまとめてみました。

●成長の実感
一つ目は成長を感じることが出来るからです。英語のリスニングが出来るようになったり、今まで使えなかったフレーズを自然に口から出せるようになったり、専門用語を問題なく読み下せるようになってきたりといった成長を感じることがとても嬉しいのです。どんなものであれ、自分の成長に充足感を強く感じます。

●勉強できることのありがたみ
二つ目は勉強を出来ることのありがたみを感じているからです。僕は新卒で会社に勤め、そして辞めました。よく言われることですが、一度就職をしてみて時間の貴重さを身に染みて感じることが出来ました。日々朝から晩まで全力で働いていると本当にほかに何かをする時間も労力もなくなります。何かを学びたくても、物理的にも精神的にも本当に無理なのです。そのような経験をすることにより、勉強出来ることの価値を体で覚えることが出来ました。実務に追われず集中して勉強できる期間というのは本当の本当に貴重なのです。

●目的意識
三つ目は目的意識です。なんの為に勉強をするのか。何の為に英語を学ぶのか。その答えを少しずつ明確に意識できるようになってきています。僕の英語が少しでも向上することで、世界を少しでも良く出来る。少しでもリスニングやスピーキングが上達することで、一つでも多くの命を救うことが出来る。その目的意識が勉強する気持ちをドライブしています。

●勉強をする責任
最後は途上国の人たちに対する責任です。国際協力に関わる色々な場で、教育が大切だという声を聴きますし、僕自身も教育が大切だという旨の発言をすることがあります。教育が大切だと言っているのに自分自身は勉強をしない。そのような自分の発言に説得力があるでしょうか。そのような自分の人格を信じてもらえるでしょうか。

タンザニアでは草むらで勉強をしている光景が見られます。勉強する場所がないからです。街灯の下で勉強している光景もよく見られます。家や教室に電気がないからです。

もし自分がこんなに恵まれている環境で目一杯勉強をしなかったらそんな彼らに対して申し開きが出来ない。彼らに対して勉強や教育の大切さを話すことが出来なくなってしまう。教育は国を発展させ、勉学は個人を独立させるということを何の後ろめたさもなく彼らに伝えたいのです。

僕は明日も勉強をする。世界を良くする為に

かつろう

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